丸建コラム

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丸建コラム|014

2016/10/14解体のこと

復元のために丁寧な解体を行う。

今回の解体は、今の建物に使われている柱や梁などをそのまま使い、
同じ建物を復元することを目的にした工事です。

そのため、作業には、部材の厳密な整理や、
破損させないための取り外しなど、
きめ細かい配慮と精度が求められます。

工程としては、ひとつひとつの材をパーツとしてバラし、
組み立てとは逆の順で行うという、極めて建築的な方法を用います。

現時点では、まだ復元されていませんが、
わたしたちの解体工事の結果が、
復元された建物の品質にどのように表れるのかが楽しみです。

立派な古民家です。
014-2
部材を傷めることのないように、慎重な作業を行います。
大量の土壁を綺麗に除きました。
手作業で丁寧にバラします。
柱や梁に番号を付けて整理と管理を行います。
復元が楽しみです。
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